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プロンジュール(仏語:Plongeur、潜水者の意味)は1863年4月16日に進水したフランス海軍の潜水艦。動力(人力を使わない)で航行する潜水艦としては世界初のものである。 シメオン・ブルジョワ(Siméon Bourgeois)大佐が立案し、海軍艦艇設計者のシャルル・ブルン(Charles Brun)が1859年にロシュフォール海軍工廠で設計を開始した。 ==仕様== プロンジュールは貯蔵した圧縮空気を利用するレシプロ式の空気エンジンで推進した。圧縮空気は12.5バールに加圧され23個の空気タンクに貯蔵されたが、容積は153 m³となるため、潜水艦自体も先例のない大きなサイズとなった。エンジン出力は80馬力(60 kW)で、4ノットの速度で5海里(9 km)の航続距離があった。 圧縮空気は53 m³の容積を持つバラストタンクの排水にも用いられた。バラストは34トンの安全バラストも含めて212トンであった。 プロンジュールは先端に敵艦の船体を突き刺して穴を開けるための衝角を有しており、また電気発火式の外装水雷も装備された。 全長は43 m、排水量は381トンであった。 カシャロット(''Cachalot'')という名前の支援艦が、必要に応じて圧縮空気を再充填するためにプロンジュールと共に行動した。 12人の乗員が脱出できるように、8m x 1mのサイズの小さな救命艇が装備されていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プロンジュール (潜水艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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